soluge ソルージュ(イズミダイ由来)
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製品概要
「ソルージュ」は、医療用コラーゲン製造法であるアテロ化技術を採用したミドルコラーゲン。
独自技術でミドル化することにより、水溶性コラーゲン(高分子)と加水分解コラーゲン(低分子)の両方の特性を併せもつことを実現した新発想の第4世代コラーゲン原料です。
ソルージュの特徴
01 アテロコラーゲン
医療分野でも採用されるコラーゲンの製法、「アテロ化技術」を採用した希少なコラーゲンです。
45年以上培った技術力で高品質なアテロコラーゲンを製造しています。
02 ミドルコラーゲン
アテロコラーゲンを高研の独自技術で低分子化することで、高分子、低分子、両方の特長を有したミドルコラーゲンに仕上げました。
03 グラデーションコラーゲン
大小様々な分子量サイズのコラーゲンが含まれており、グラデーションをかけるように肌内外を満たして保湿していきます。
04 処方フレンドリーコラーゲン
ヒアルロン酸やカルボマーとの相溶性が高く、弱酸性~中性で処方しやすいコラーゲンです。処方時の凝集や沈殿といったトラブルが起こりにくい処方フレンドリーなコラーゲンです。
素材へのこだわり
ソルージュの素材は、イズミダイの真皮です。
そのコラーゲンはヒトのアミノ酸組成に近いという特徴があり、ハンドリング性にも優れています。
この特性から、損傷治癒などの医療分野での活用が期待されるバイオメディカル素材です。
さらに、ソルージュでは食品加工時に出るイズミダイの皮を活用し、コラーゲンを抽出しています。食との連携による無駄のない消費循環に貢献する原料です。
ミドルコラーゲンとは
コラーゲンは通常動物の体内に存在し、その分子量は30万の高分子素材です。
一方、化粧品によく使われる加水分解コラーゲンは分子量数百~数万の低分子素材です。
ソルージュはその中間、ミドルサイズの新たなコラーゲン素材です。
またその分子量を1~10万と幅を持たせたサイズグラデーションとすることで、高分子コラーゲンと低分子コラーゲン両方の特長を有する新たな可能性を秘めた素材となっています。
高分子コラーゲンと低分子コラーゲン両方の特長をバランスよく実感できます。
高研独自のミドル化製法
ソルージュは、医療分野のコラーゲン製造技術や薬剤を使用しない独自の無添加製法を組み合わせることで生み出されます。
アミノ酸組成
ソルージュは、人の肌のコラーゲンと類似したアミノ酸組成を有しています。
保湿力が高いプロリンやヒドロキシプロリンを豊富に含んでいるため、肌への親和性が高く優れた保湿性を示します。
スキンケア機能
従来の高分子コラーゲンは肌表面の保湿に特化していましたが、ソルージュは様々なサイズのコラーゲンがグラデーションをかけるように肌内外を満たして保湿する「グラデーション保湿機能」を有します。
細胞へのアプローチ
加齢による肌のハリ・弾力の低下やたるみは、真皮細胞外マトリックスの収縮力低下が原因の1つです。
肌イメージ図
ヘアケアへのアプローチ
ミドルコラーゲン「ソルージュ」は高分子コラーゲンと低分子コラーゲン中間層に位置し、毛髪に様々な効果を与えます。
基礎物性
処方フレンドリー*
自由な処方設計
水溶性コラーゲンは高分子の特性上、Cのタイミングで添加するのが一般的でした。また他原料との相溶性を考慮し、0.1%以下の添加量となることがほとんどでした。「ソルージュ」は処方適正が高く、いずれのタイミングでも添加可能です。また高分子原料との相溶性にも優れているため、数%の添加でも処方トラブルが起こりにくい設計となっています。
その他スキンケア製品、ヘアケア製品の参考処方も用意がございます。
詳細は営業担当までお問い合わせください。
*処方フレンドリー:処方しやすい製品仕様であることを指す
製品一覧表
【推奨配合量】 0.1~1%
【安全性評価】ヒト皮膚累積刺激性試験(HRIPT)実施済
皮膚刺激性代替試験(OECD TG439)刺激性なし
【原産国・最終加工地】 原産国 : 台湾、 最終加工地:日本(山形県)