elastin エラスチン
INFORMATION
概要
エラスチンはコラーゲン同士の結合を補強して、肌に張りや弾力を持たせています。 エラスチンは加齢とともに合成されにくくなり、肌における含有量も減少していきます。エラスチンの減少が肌のシワや弛みの原因と言われています。
特長
- 弾性線維
エラスチンは弾性線維性のタンパク質で、生体内では組織に弾力を与える役割を担っています。 - 細胞機能の調節
増殖、遊走、接着、分化などの細胞機能を調節する働きが明らかになっています。
おすすめカテゴリー
- 部外品原料
- 海洋由来
- 保湿
- ハリ・弾力
- しわ・たるみ予防
用途
化粧水、乳液、クリーム、美容液、シャンプー、トリートメント、メイクアップ化粧品 等
原産国
原産国 : 日本
データ
皮膚組織におけるエラスチンの役割

エラスチンは真皮、靱帯、血管などに多く分布する弾性線維性のタンパク質です。各組織においてコラーゲンは格子状の梁として機能し、エラスチンはコラーゲンにコイル状に巻き付き、組織の形状を維持したり弾力を与えています。エラスチンは加齢に伴い減少し、それがシワや弛みの原因となります。
エラスチンのアミノ酸組成

*エラスチンの前駆体であるトロポエラスチンのアミノ酸組成
**全アミノ酸残基数の合計を1,000としたときの各アミノ酸の占める残基数。
エラスチンの種類
種類 | 由来 | 特長 |
---|---|---|
加水分解エラスチン | ウシ(項靭帯) | 酵素処理にて抽出した哺乳類由来の加水分解エラスチン |
加水分解α-エラスチン | ウシ(項靭帯) | シュウ酸処理にてエラスチン特有の臭いを低減させた加水分解エラスチン |
エラスオーシャン | 魚(皮) | 酵素処理にて抽出した魚由来の加水分解エラスチン |
製品一覧表
医薬部外品原料規格
種類 | 医薬部外品原料成分名 |
---|---|
加水分解エラスチン | 加水分解エラスチン |
加水分解α-エラスチン | 加水分解エラスチン |
安全性評価
エラスオーシャン
ヒト皮膚累積刺激性試験(HRIPT) | 陰性 |