marinemucin マリンムチン

INFORMATION

概要

マリンムチンは、イカの包卵腺から抽出した粘性に富む分子量200万以上の糖タンパク質(ゲル状)です。
保水力に優れ、肌に潤いを与えるとともに皮膚を物理的な刺激などから守ります。特に包卵腺に含まれるムチンは、生命の源である卵を細菌などの外的及び物理的な刺激などから守る役割を持つ海の恵です。

特長

  • 感触改善効果
    ムチン特有の高い粘性を持ち、なめらかな肌触りがあります。乾燥後もすべすべな感触が肌に残ります。
  • 保湿効果
    マリンムチンは保水性の高いアミノ酸とムコ多糖からなる糖タンパク質で、高い保湿効果を持っています。

おすすめカテゴリー

  • 国産素材
  • 海洋由来
  • 保湿
  • バリア機能
  • 被膜形成
  • 刺激緩和
  • 感触改善
  • ヘアケア

用途

化粧水、乳液、クリーム、スキンケア用品、シャンプー、トリートメント、メイクアップ化粧品 等

原産国・原産地

原産国 : 日本
原産地 : 長崎県

データ

感触改善効果①(髪の傷みを抑える働き)

上記の実験では、SDS単独の洗浄剤による毛髪洗浄において摩擦係数の増加が認められ、一方でマリンムチン(0.1%)を配合したものでは摩擦係数の低下が認められました。このことから、マリンムチンには界面活性剤等の洗剤による毛髪へのダメージを抑制し、洗浄後の毛髪の感触を滑らかにする効果(感触改善効果)が期待されます。

洗浄した各毛髪の表面をSEM にて観察したところ、SDS 単独の洗浄剤にて洗浄した毛髪ではキューティクルの剥離が認められましたが、マリンムチンを配合したものでは認められませんでした。
このことから、マリンムチンには界面活性剤等の洗剤によるキューティクルの剥離を抑える働きが期待されます。

感触改善効果②(髪のきしみを抑える働き)

市販シャンプーAでは洗浄回数の増加に伴いきしみ度の増加が認められました。一方、マリンムチン(0.1%) を配合させたものでは洗浄前よりも低下することが認められました。
このことから、マリンムチンにはシャンプー洗浄による毛髪のきしみを低減する効果が期待されます。

保湿効果(皮膚)

マリンムチン(0.3%) 及びヒアルロン酸(0.3%) 各0.05mL を前腕部皮膚に塗布して、拭き取り直後及び30~120 秒後までの静電容量(=角質水分量)を皮膚粘弾性測定装置(Cutometer®MPA580)にて測定。(N=6、室温23~25℃、湿度40~70%)

マリンムチンとヒアルロン酸を比べると、拭き取り直後では同等の値を示していたが、30 秒後以降はマリンムチンの方が角質水分量の低下がなだらかであることが認められました。このことから、マリンムチンには保湿効果が期待されます。

保湿性の高い糖タンパク質

マリンムチンはアミノ酸系保湿成分であるトレオニン、プロリン、イソロイシンが全アミノ酸の約80%を占めており、また多糖が結合していることから、高い保湿効果が期待されます。

なめらかな肌触りの保湿素材

マリンムチンは純水に比べて非常に粘度が高い溶液です。特にpHが酸性のときに粘度が高く、中性から塩基性領域のときは1/2程度の粘度になります。純水の粘度(25℃): 0.001Pa・s

マリンムチンの粘度は塩濃度によりほとんど影響を受けないことから、配合するものの塩濃度を気にせずにご利用いただけます。
マリンムチンはなめらかな肌触りであり、特有の粘性には物理的刺激などから皮膚の細胞を保護する働きがあると考えられます。

マリンムチンの相溶性

0.3%のマリンムチン水溶液と0.3%の原料水溶液を1:9の割合で混合し、20℃にて保存したときの相溶性。

マリンムチン製品一覧表

製品番号 製品名 由来 包装 保管
温度
主原料
表示名称
防腐剤  
MMN-111 マリンムチン 0.3% MP イカ(包卵腺) 1kg 2~10℃ ムコ多糖 メチルパラベン
MMN-121 マリンムチン 0.3% PE イカ(包卵腺) 1kg 2~10℃ ムコ多糖 フェノキシエタノール
MMN-211 マリンムチン 1% MP イカ(包卵腺) 1kg 2~10℃ ムコ多糖 メチルパラベン
MMN-221 マリンムチン 1% PE イカ(包卵腺) 1kg 2~10℃ ムコ多糖 フェノキシエタノール

Cosmetic-Info.jp

安全性評価

皮膚一次刺激性試験 無刺激性
累積皮膚刺激性試験 無刺激性
眼刺激性試験 無刺激性
皮膚感作性試験 陰性
変異原性試験 陰性
急性経口毒性試験 陰性
染色体異常試験 陰性
ヒトパッチテスト 陰性
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