sacran サクラン®

INFORMATION

概要

サクランは、ミネラルを豊富に含む九州・阿蘇山系の伏流水でしか育たない希少な 「スイゼンジノリ」から抽出された天然高分子多糖体です。

分子量2900万の高分子多糖体で、外部刺激や乾燥から肌を守り、高い保水力により肌全体を覆い尽くし、肌の活性化を促進することができます。

スイゼンジノリから抽出されるサクランは、化粧品やテキスタイルに配合されており、その収益の一部はスイゼンジノリが棲む黄金川の環境保全に役立てられています。

特長

希少なスイゼンジノリ由来の高分子多糖体が蓄積する環境ダメージから肌を守り明るい肌へと導きます

 

  • 天然素材
    無農薬、種の保全、サステナブル
  • 機能性
    保湿、肌トーンアップ、キメ改善、抗炎症、アンチポリューション、肌バリア、増粘性

おすすめカテゴリー

スイゼンジノリとは

日本固有種「スイゼンジノリ」 学名:Aphanothece Sacrum

スイゼンジノリは、オランダの生物学者Suringerが水前寺・江津湖(熊本県)で発見した日本固有の淡水性藍藻で、スイゼンジノリの育つ美しい生育環境に感動し「Sacrum(神聖な)」という学名を付けました。

 

  

日本固有の新規多糖体「サクラン」とは

北陸先端科学技術大学院大学の研究者が、スイゼンジノリが細胞外マトリックスに極めて大量の寒天物質を分泌していることを発見。

 

この物質は、水中のイオンを吸着しゲルを形成、その中に大量の水を蓄える性質をもっており、細胞分裂の足場となる役割や、外部衝撃や乾燥から細胞を保護し、巨大な網目構造で外部からのバクテリアやウイルスの侵入を防ぐと言われています。

 

2006年、北陸先端科学技術大学院大学にて、世界で初めてこの物質を抽出することに成功。スイゼンジノリの学名Aphanothece Sacrunの“サクラム”に多糖類を表す接尾語“an”をつけ、「サクラン」と名付けました。

サクランが生理活性を有することにより、アレルギー性皮膚炎等の皮膚疾患の治療や薬剤の徐放性キャリアとしての研究、衣類繊維への応用など、日本固有の新規バイオマス素材として注目を集めています。

 

 

サクランの構造

・糖鎖あたり約11%の硫酸基と12%のカルボキシル基を多く持つアニオン性多糖類

・構成単糖はグルコース、ガラクトース、キシロース、フコース等の11種類が同定されており、新規単糖の硫酸化ムラミン酸を含んでいます

・原核生物でありながら、真核生物の作るムコ多糖類と類似の構造を持つと推測され、様々な生理活性を有すると期待されています。

驚異の保水力と保湿効果

バリア機能

アンチポリューション

肌荒れ改善/抗炎症効果

 

肌トーンアップ

基礎物性

素材へのこだわり

原産国・原産地

原産国:日本(熊本県・福岡県)

原産地:日本(熊本県・福岡県)

製造元:グリーンサイエンス・マテリアル株式会社

配合推奨濃度

配合推奨濃度:0.5%~1%

製品一覧表

※サクランのサンプルは有償となります。

 

安全性評価

ヒト皮膚累積刺激性試験(HRIPT) 実施済み
皮膚刺激性試験(SKINETHIC SKIN IRRITATION法) 刺激性なし

眼刺激性試験(SkinEthicTM HCE法)

刺激性なし
感作性試験(h-CLAT法) 陰性
復帰突然変異試験 変異原性なし

参考情報

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